2012-11月 衆議院選挙立候補の準備にあたり、まとめた政策 6/6

「前々回選挙への立候補と提言政策の実績」

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 平成17年の衆議院選挙に立候補した際、当時は議論に上っていなかった政策を法定ビラにおいて提言しましたが、そのうちの4つが現在実際に施行、または議論されており、生活現場から立候補した候補者としての先見性が確認されています。

1、税金等、支払い能力があるのに故意に納めない国民への政策提言
   自治体からの「未納のお知らせ」を極めて目立つデザインにして自覚を促す
    →「催告状 目立つ HKT48」で検索すると、福岡市での目立つ封筒導入例が載っています。また多数の自治体で同様の取り組みが行われています。

2、歳入不足を補う政策提言
   増税。税制における累進課税の強化、負担増は高所得者から
    →平成24年現在、所得税の最高税率を上げる議論がようやく行われています。

3、歳入不足を補う政策提言
   増税。税制における弱者への援助。消費税における贅沢品を増税。必需品は減税。
    →平成24年現在、消費税における食料品などを低税率とする軽減税率の議論が行われています。ただし、行われるのであれば、平成17年当時から議論すれば、社会の負担はその分減っていた筈であり、議員の7年にわたる不作為に憤っています。

4、税金・保険料・年金などの納付率の向上
   出生時に税金・保険料・年金などの毎年の情報を得られる「国民通帳」に似る物を交付し、それを生かす。
    →現在施行されている「ねんきん定期便」はこれに当たる。また議論が行われている「国民総背番号制」もこれに当たる。

 上記の4つは現場で生活している候補者ならではの直感的な発想だったと考えています。いわゆる「たらい回し」「事なかれ」「実害が深刻になってから動く」などの弊害が指摘され、不況でも給与が安定している、生活の現場に疎いとしか思えない永田町の議員、霞が関の公務員などでは、7年前にはこの発想は出て来なかったと考察します。

 今回の選挙でも有権者のみなさまには私の立候補は非常識なように見えるかと思います。しかし常識的と思わされている永田町の議員、霞が関の公務員こそが、我々の生活する現場に疎い非常識な感覚の持ち主であるとも考えられます。特に選挙区を世襲して議員に推されるという環境は、生活の現場に対する洞察力を損なう恐れが高いと考えます。

 長い不況に晒されている現代の我々有権者は、生活の現場に近い議員を選択する時期だと考えます。江戸時代における天下泰平の時期には凡庸な統治者で治まりました。しかし幕末、鎖国から開国への大動乱期に政治を引っ張り、明治維新を成し遂げたのは現場に近い下級武士でした。私が坂本龍馬であるとは夢夢思いませんが、現代日本の我々の現場には政治を執るべき人材が雌伏していると思います。今回私は当選を狙って立候補しています。

 何故ならば当選の暁には、先に挙げた政治を執るべき人材が次の選挙で手を上げてくれると確信しているからです。それを狙っているのです。もちろん私も当選すれば一期は最善を尽くします。上記に挙げた前回選挙の政策提言も先見性はありました。また議員になりましたら、議員に支払われる各種の報酬・手当の全てを公開し、議員の生活がどんなものなのか、我々有権者に提示します。それによって有権者にとって議員の存在を身近にし、また議員も有権者を近くに感じ取って、政治を執り行いやすく狙います。議員は経団連など大企業の代表ではありません。生活の現場に住む、我々有権者の代表なのです。

 今回の選挙では前々回と違い、前田真司は当選を目指して頑張っています。他にも5枚のポスターがあります。生活現場の候補者として、今回は自信を持って立候補しています。有権者の方々におかれましては、私も選択肢に加えて頂き、ご判断賜ります事を痛切に願います。また、やはり良い候補者が見当たらない場合もあろうかと思います。その時は白紙委任と同等な棄権ではなく、投票用紙には御自分のお名前を書かれまして選挙権を生かして頂き、その無効票の数を当選者への批判となる事を願っています。そしてその批判票の数こそが、次回の選挙における優秀な候補者が立候補する後押しになると確信している次第です。


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