2012-11月 衆議院選挙立候補の準備にあたり、まとめた政策 4/6

「日米同盟の将来的な廃止 と 外交交渉術 と 平和憲法」

     TOPページへリンク

 日本は昭和20年に終戦を迎えた戦争を経験しています。世界で唯一、人間を殺す為に原子爆弾を使われ、大勢の日本人が死に、その家族が悲しみに暮れた国です。日本では終戦後、一貫して不戦の誓いを立て、憲法に戦争放棄を誇っています。TVのインタビューを見ると「戦争はしてはいけないと思います」と発言しています。日本は戦争放棄を世界に誇っているのです。

 しかしそれと矛盾する存在が在日米軍です。アメリカは万が一、日本近辺で戦争が起これば日本の基地から出撃して、敵を攻撃するでしょう。戦争をしないと宣言している日本から軍隊が出撃していくのは矛盾を極めた話です。

 日本から外国、特にアメリカの軍隊をいなくさせなければなりません。独立国に外国の軍隊が駐留、更には出撃まであり得るというのは極めて不安定な状態です。しかし例えば沖縄などは、米軍基地関連の仕事で生活を成り立たせている人が大勢います。その事を考えると、緩やかに撤退してもらう事を計画していきます。

 我々人間は何に一番感情を揺さぶられるか、それは「大切な人」を失った時です。特に戦争となった時には多くの国民が相手の国を憎みます。それは負の連鎖であり、全く生産的ではありません。昭和の敗戦を経験した我々日本人は知恵を絞り、その戦争をやらないと世界に宣言しているのです。これは極めて誇らしい宣言です。

 しかし万が一、他国が戦争を仕掛けてきた場合はどうするのか。戦わない以上は殺される要素も少ないですが、そうならないように外交交渉に知恵を絞らなければなりません。

 昨今、特に中国・韓国と争いが見え隠れし、またロシアとは長きにわたって問題が継続しています。重要な事は、相手の国にも人間が暮らしているという事で、日本だけが幸せになり相手の国民から恨まれる結果というのは、外交とは呼ばずに戦争と同等だという事です。外交交渉とは粘り強い、粘り強い、粘り強い交渉の末に、五分五分の結果が引き出せればお互いの国にとって最高の結果であり、それによってもたらされる利益は果てしないものです。田中角栄首相らと周恩来首相らとの交渉はまさしくそれにあたると感じます。

 人殺しの最たる悲しい戦争を放棄し、外交交渉を選択している我々日本人は賢明です。しかし対等な国交を結んでいる国と争いが起きた場合、五分五分となる外交交渉を実現する事は難しい事です。けれども、「堪え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ」外交交渉を実行し、現代における貴い平和を勝ち取った日本人、我々は外交交渉に常に向き合おうではありませんか。

 今回の選挙では前々回と違い、前田真司は当選を目指して頑張っています。他にも5枚のポスターがあります。生活現場の候補者として、今回は自信を持って立候補しています。有権者の方々におかれましては、私も選択肢に加えて頂き、ご判断賜ります事を痛切に願います。また、やはり良い候補者が見当たらない場合もあろうかと思います。その時は白紙委任と同等な棄権ではなく、投票用紙には御自分のお名前を書かれまして選挙権を生かして頂き、その無効票の数を当選者への批判となる事を願っています。そしてその批判票の数こそが、次回の選挙における優秀な候補者が立候補する後押しになると確信している次第です。


     TOPページへリンク